たくさんのあなたを乗せて走りたい しずてつジャストライン

運行の最前線を
肌で感じて未来へつなげる

Episode2

自分を
走らせる道。

2017年入社安藤 哲

「左前よし、右よし、車内よし、発車します」。今日も車内マイクを通してアナウンスしてきました。「録音ではなく肉声で」は、安全運行のために当社が定める運転士のルーティンですが、人のための乗り物であるバスらしいぬくもりも感じられ、ちょっと誇らしい気持ちになります。私の次の目標は「危ないので、おつかまりください」「この先、揺れますのでご注意ください」などのアドリブ対応が、より的確にできるようになることです。先日、三保松原付近を走行中、外国のお客様に突然話しかけられて、学生時代、英語が得意で、それほど恐怖心はありませんでしたが、内心かなり動揺してしまいました。まだまだです。

広島での学生時代、最寄り駅へも市街地へもバスを使っていました。静岡に帰省するにも高速バスを毎回利用していました。そんな中で、人々の暮らしになくてはならないバスという乗り物に次第に惹かれ、それが運輸基幹職の道につながったのです。新入社員研修のあと、兵庫県の教習所で「大型二種運転免許」を取得し、さらに当社の教育センターで実習をみっちりと受けました。「不安>自信」が「不安<自信」に変わっていくのが自分でも分かりました。営業所に配属後は、先輩運転士に同乗していただき、現場でのより具体的な指導を受け、その後正式に単独乗務となります。プロの運転士としての毎日はとても充実しています。ついこの間までとはまったく別人の自分に、誰より自分が驚いています。

お客様がバス停で待っている。目的地まで何事もなくお届けする。バスを必要とする方がたくさんいる…。私がバスを好きな理由は、言葉にすれば平凡なことなのかもしれません。お客様とふれあい、うれしかったことも、運転士なら普通のことかもしれません。しかし、そんな当たり前のことの中にサービス業の本質が潜んでいるのではないでしょうか。私はまだ走り出したばかりですが、この経験を、将来様々な業務にも活かせると感じています。たくさんの可能性が色々な方向に伸びて広がっていく。それが運輸基幹職という道なのですから。

VOICE